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無職のはじめの一歩!まずはボランティアに行こう

著者:長池涼太(ブラック企業研究家)

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会社を辞めて無職になるとたくさんの時間ができますが、同時にすごくヒマにもなります。

転職するにしても独立するにしても、今後のために何かはしておきたいけど何をすればいいかがわからない。

スキルや資格があればそれを活かす手もありますが、僕みたくそういうのがない人は「ボランティア」に行くのも手です。一見仕事と関係ないようですが、実は僕も会社をクビになってから最初にやったのがボランティアでした。フリーランスやブログを始める前にやっていたことなので、ある意味すべての基盤作りだったかもしれません。

スキルなど誇れるものがないと感じている人ほどボランティアをオススメしたいと思います。

会社をクビになって自信を無くしていた

僕は転職先の農業法人を入社3週間でクビになりました。ただクビになるだけでなく30分くらいぶっ続けで人格否定の説教をされ最後には「おまえは価値のない人間だ!」と言われその日は泣きながら帰りました。

それくらいにショックな出来事で、その後はメンタル的にも転職活動がままならない状態で引きこもりまではいかなかったですが、精神的にふさぎ込むような感覚で過ごした日々でした。

Facebookで近場のボランティアの存在を知った

そんな中で元々やってたFacebookを眺めていた時にあるNPO法人が当時やっていたゴミ拾いのボランティアの情報も見かけました。

当時はゴミ拾いもボランティアも未経験でしたが、「地域貢献」「自然(環境保全)」といったワードになんとなく惹かれました。特に参加条件はなかったのでなんとなく参加してみることにしました。

ゴミ拾いのボランティア

朝7時からと普段の僕であればまだ起きてすらいない時間のスタートでしたし、まして知り合いが一人もいない環境に飛び込んだことになりました。最初に自己紹介する場面があり正直に「無職・転職活動中」であることを伝えましたが、その辺は特に何か言われることもなく受け入れていただけました。

りょうた
りょうた

転職活動「中」、勉強「中」など次に向けて動いていることを強調しておくと、無職であってもネガティブな印象を持たれることは少ないです。

ゴミ拾いのボランティア
ビニール袋と金属製のトングでゴミ拾い

人見知りをかなりするタイプなので緊張はしましたが、ゴミ拾いに慣れてくると自然と周りの人とも話せるようになり、初回から結構楽しめました。ここ数回参加し続けました。

ゴミ拾いのボランティア
一人では大した量でなくても人が集まればそれなりの量のゴミが拾えました

ボランティアに行って良かったこと

人とのつながりを絶たない(孤独にならない)

やはり他にも参加者がいて一緒に活動することになるので、人とのつながりはある意味強制的にできるとも言えます。でも人とのつながりを絶たないって意外と大事で、精神衛生上良いですし、今までに出会ったことのないタイプの人と出会えばその人から学ぶこともいろいろとあります

コミュニケーション能力を落とさない

ここ数年キャリア・転職に関する相談に乗ることもあり、いろんな人を見てきました。その中で引きこもりだった人の相談に乗ることもありましたが、その中で感じたのは引きこもりや人とのかかわりを断絶した期間が長いとコミュニケーション能力が落ちる(落ちやすい)ということ。

人とのかかわりを断てば自分から喋る、もしくは人の話を聞く機会もなくなってしまうためコミュニケーションをとらないで生活することになります。

転職するにしても会社に属さずフリーランスになるにしても、何らかの形でコミュニケーションは必要になります。資格やスキルももちろん重要ですが、最低限のコミュニケーションがないとどんな仕事をするにしても行き詰ってしまうので、無職になったとしても何らかの形で人とコミュニケーションをとる習慣は絶たないようにしましょう。

その後の行動力にもつながった

そして先述のゴミ拾いのボランティアも回数を重ねると気持ち的にも徐々に前向きになってくるので、実はこのブログもボランティアに2,3回行ったことに始めました。

またブログ始めてからはオンライン上ですが、同じブロガーとのつながりも作れましたし、開始2か月後にはブロガーのイベントに参加するために東京にも行ってきました

周りの人に当時の話をすると「行動力あるねー」と言ってもらえますが、その要因の一つとしてボランティアに行って人に慣れたり常日頃から行動に移すことをやっていたのもあったかと思います。

りょうた
りょうた

行動力は常日頃の積み重ねで身につくものだと思う。

ボランティアをやっておくことで空白期間の説明もしやすい

当時の僕みたく無職の期間が長いと、転職活動の面接の際に「会社を辞めてからの期間は何やってたの?」みたいなことを聞かれることも多いです。

ボランティア活動をやっていたことが評価につながるかは会社によりますが、それでもボランティアという形で何かをやっておくことで、会社を辞めてからの期間の説明もしやすくなりますし、少なくとも精神的な焦りを軽減することはできます。

また、個人的な体感ですがボランティア活動をやっていると会社の経営者やそれに準ずる人とと出会うことも意外と多いため運が良ければその人のつてで転職できるなんてこともあるかも。

りょうた
りょうた

今回取り上げたゴミ拾いのボランティアでも主要メンバーで社長さんがいましたし、知人の経営者の話を聞いている限り、少なくともボランティアをやっていたことがマイナスになることは基本的になさそうです。

まとめ

記事のまとめ
  • 無職になったけど何かしたい人はボランティアがオススメ
  • SNS特にFacebookだと近場の情報が拾いやすい
  • ボランティアに行くと自然といろんな人と関わるため、孤独になりづらくなる
  • ボランティアで行動しておくと、その後別のことをやろうとしたときもすぐに行動に移しやすくなる

僕の場合は会社をクビになってから、ボランティアをやり、ブログを始め、2年の無職の期間を経てバイト、フリーランスという流れで今に至っています。

ボランティアをやってたのは半年くらいなのでそこまで長くはないかもしれませんが、ボランティア以降にいろいろと行動を起こせたのもボランティアをやっていく中で基盤を作れたからだと思います。

お金との兼ね合いもありますが、転職は焦っても逆効果ですし僕みたく連続してブラック企業で働くハメになることもあります。

時には仕事を忘れて気分転換としてボランティアをやってみるのもオススメです。

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