著者:長池涼太(ブラック企業研究家)
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会社員を経験した方だと会社の名刺を持っていた人も多いかと思います。僕も塾講師をやっていたころに名刺支給されましたし、営業職などで社外の人と接点を持つような人だと名刺を使う機会もよりあると思います。
一方で僕は会社をクビになってから2年ほど無職(ニート)の期間がありましたが、その間も名刺を持っていた時期もありました。実は無職でも名刺を作っておくことで人とのつながりが作りやすいなど意外とメリットがあります。加えて名刺を作るのもやり方を覚えれば意外と簡単だったりします。
今回の記事では無職でも名刺を持つメリットや名刺の作り方などについて解説しました。
フリーランスも名刺を持つことは多い
会社員であれば所属している会社や部署の名刺を持つことが多いですが、フリーランスも名刺を持つ人は多いです。特にフリーランスは会社員と違い会社の看板などもなく個人での活動になるためよりアピールが重要になってきます。
そんなときに名刺があると自分や自分の活動を知ってもらういいアピール材料になります。
現在はフリーランスの傍らNPO法人教員支援ネットワークT-KNITの広報もやっており、広報としての名刺も持っており名刺が2つある状態です。
行った先々のイベントや相手によって使う名刺は使い分けたりいっそのこと両方の名刺を渡すこともありますが、やはり名刺があることで会話のきっかけになるなど何かと便利だと感じています。
特に僕みたく初対面の人にガツガツいけないタイプの人は名刺があるとだいぶ楽になります。
無職でも名刺はあっても良い
そんな感じで仕事・活動のアピールの仕様上、会社員やフリーランスの人は名刺を持つことが多いですが、実は転職活動中や無職の人でも名刺を持つことは個人的にオススメしたいです。
そういう僕も2年ほど無職でしたが、特に後半は外にイベント等で繰り出すことも多かったため、名刺を作りました。
「無職(ニート)なのに名刺⁉」と思われるかもしれませんが、個人的には自己紹介をするときに口頭だけでは伝わりづらいものも多く、名刺があることで自身のことや活動などを可視化できるので、名刺があることで自分のことが伝わりやすくなると感じました。
当時知り合って今も付き合いがある人も割といます。
無職でも名刺があることによるメリット
第一印象の強化
名刺は自分の名前や情報をシンプルかつ効果的に伝えるツールです。自己紹介の場面で渡すことで、短い時間でも強い印象を残せて相手に「この人は面白そう」「話してみたい」と感じさせる効果があります。
無職・ニートでも、興味のあることや今取り組んでいることを記載することで、「ただの無職」ではない印象を与え、相手の気を引くきっかけになります。
交流会などに行って誰かと喋る時に口頭だけで自分のことを伝えるよりも名刺などで可視化することで、自分のことがより伝わりやすくなります。
広報もやっていますがそちらでは「チラシ」も活用しています。こういうアナログなものが意外と効果があるみたいです。
新しい人脈を広げるきっかけになる
名刺を持つことで、イベントや交流会の場で自然な自己紹介がしやすくなります。名刺は会話のきっかけになり、人間関係を広げるきっかけにもなります。無職でも、趣味やスキルをアピールすることで「あなたに興味がある」「一緒に何かやってみたい」と思わせることができます。SNSやブログのURL・QRコードを記載すれば、名刺交換後もオンラインでの関係が続きます。
そしてこのように第一印象で良い印象を与えられれば相手ともつながりやすくなり、その後の付き合いやあわよくば仕事をいただけるなどにもつながります。
コワーキングスペースでは特にビジネスに関するイベント、交流会をやっているところも多いので近隣のコワーキングスペースを調べるといい出会いがあるかも。
キャリアの過渡期でも信頼を得やすい
会社に所属していない期間は、不安や社会的な信用の低下を感じることがあります。しかし、名刺を持つことで「今も活動している」「積極的に次のステップを探している」という姿勢を示せます。
たとえば、「イラストレーター志望」「学習中のプログラマー」など、今後の目標を名刺に記載することで、相手からの信頼感を得やすくなります。名刺は、その人の活動意欲や将来の方向性を視覚的に伝える効果もあります。
この辺は感覚的なものですが、名刺があることで「何かやってる人(やろうとしてる人)」みたいな感じは出ます。
新しい仕事や学びのチャンスを広げる
名刺を持つことで、思わぬところから新しい仕事や学びの機会が舞い込むことがあります。フリーランスの仕事やワークショップなど、あなたの興味に合った情報を誰かが紹介してくれることもあります。
特に無職やニートの状態から再スタートを目指すなら、さまざまな出会いが鍵となります。趣味や目標を載せた名刺を渡すことで、同じ関心を持つ人とつながる可能性が生まれ、次のステップを踏み出す助けになります。
名刺はオンラインで作れる
テンプレートもあるのでデザインセンスなどなくても大丈夫
名刺というと氏名ややっていることや所属企業・団体などある程度書くことが決まっていますが、文字の配置など人によって微妙に異なってくる部分もあるため名刺は個性が出る所でもあります。
そうなると「どういうこと書けばいいんだろう?」「配置とかどうしよう?」などの心配事も出てくるかもしれません。僕の場合はCanvaで名刺を作りましたが、Canvaの場合は名刺の「テンプレート」があるので、それをベースに差し替えるだけでもだいぶいい感じになります。
Canvaは有料プランにすると多機能になり便利ですが、僕みたくデザインに大きなこだわりがなければ完全無料でも十分に使えます。お手軽に名刺を作りたい方はCanvaがオススメです。
名刺に載せる情報は「氏名」「連絡先」「QRコード」「肩書(あれば)」「自己紹介等、何か一言」あたりがあれば十分かと。
情報を載せすぎるとかえってゴチャゴチャした感じになるので、載せる情報は上手く選ぼう。
印刷~郵送もオンラインで簡単にできる
名刺のデザインが完成したらあとは印刷。印刷はプリンターや名刺に使う紙があれば自宅でもできますが、プリンターを買うにも高かったり、紙も通常のコピー用紙とは違う紙を使うことが多いため準備が大変です。
そのため名刺の印刷はオンラインサービスを活用するのがオススメです。枚数や髪質によって値段は上下しますが高くても5,000円しないくらいで数百部の名刺を印刷できます。
よほどたくさんの人に会わない限り、名刺もそうすぐになくなるものではないので初期投資としてお金をかける価値はあります。
名刺入れもあると完璧
オンラインの場合は申し込みから数日~10日くらいで手元に来ます。プラスチックのケースに入っていることが多いですが、枚数によってはケースが大きめで持ち歩きづらかったり、デザイン的にも微妙なので名刺入れを買うことをオススメします。
名刺入れがおしゃれだと持っていて気分も良いですし、「なんかできそうな人」みたいな印象を持ってもらえるかもしれないので形から入るのも良いですね。
まとめ
- 会社員、フリーランスだけでなく無職・ニートの段階でも名刺はあった方がいい
- 名刺があることで覚えてもらいやすかったり、人とのつながりも広がりやすくなる
- 名刺はオンラインでも作れデザイン等の知識がなくても作れる
- 印刷等もできるので名刺作成、印刷、郵送まで全部オンラインでできる
特に会社を辞めて次のステップに進もうとしている人にとっては無職など空白の期間とされている時期も有効活用したいところですね。
会社員やフリーランスの方はもちろん、無職など次のステップに移る途中の方も名刺を活用していい出会いを作りましょう。