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入社初日でも違和感を感じたら辞めるべき?ヤバい会社の例を解説

著者:長池涼太(ブラック企業研究家)

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みなさんは今の職場や過去の職場の入社初日の雰囲気って覚えていますか?

僕もいろんな会社に勤めたからこそ思いますが、入社初日って意外と重要だと思っています。

特に初日に抱いた違和感などはわりと当たります。

今までの職場を見ても初日でもだいぶ様子が違う感じがあったので、今回の記事では入社初日の様子の違いやヤバい会社を避ける方法を解説しました。

入社初日で会社の良しあしは分かる

僕はこれまで会社勤めとして

  • 建設会社(事務)
  • 学習塾
  • 農業

を経験してきました。

業種も職種も全く違いタイプも異なる会社でしたが、入社してからの様子も大きく違いました。

建設会社は2か月、農業は3週間と短期で辞めた一方、塾は正社員として4年勤めました。

塾は入社初日の雰囲気が良かったですが、建設会社と農業は初日から上司に詰められるなど最悪の雰囲気でした。

会社ごとに違う!入社初日の違い

塾と農業の入社してからの違い

入社初日でもそんなに違ったものなのか?

僕の過去の職場のうち塾講師と農業を紹介しました。

塾講師。じっくり育てていく

学習塾には23歳の時に入社しました。

大学卒業してから半年ほどしてからの入社、卒業後に建設会社の事務を挟んでいましたが学生時代に塾講師のアルバイトなどの経験はなかったので、実質新卒と同じ感じでの入社でした。

最初の4か月は試用期間で初日を含めて下記のようにすごしました。

  • 業務内容など仕事に関わることを丁寧に説明を受けた
  • クラスはもたず、上司に同行し上司の授業を生徒の後ろで見学
りょうた
りょうた

もちろん生徒から見れば僕も先生と認識されるので話しかけられたり、勉強の質問を受けたりしました。

そこはちゃんと対応しました。

4か月たち正社員に昇格したタイミングで、クラスを持ち授業もスタートしましたが授業見学などの形で研修をしっかり積んだおかげで出だしもスムーズにいきました

未経験での入社のため試用期間中は『育成』という感じでしたが、上司も長い目で見てくださったのはありがたかったです。

農業。転職初日からヤバいと思った

その塾を辞めて27歳で転職したのが農業。

大学は農学部でしたが農業の実務経験としてはなかったため、実質未経験でした。

面接でも大学のことや実務経験がないことは伝えていました。

入社初日の様子をYouTubeでも解説しました。

ただ入社したら塾とは入社初日から大きく様子が違い

  • 初日から通常農作業だったが、遅かったり作業に手こずると社長や上司からめちゃくちゃ怒られた
  • 「今まで何やってたの?」などといろいろディスられた

初日から大きなプレッシャーの下での仕事でした。

10日後には当時入社半年の技能実習生と作業のスピードを競わされ敗北し、社長から「無能」と認定されてしまいました

結局入社3週間後に「おまえは価値のない人間だ」などと社長に言われてクビ。

入社初日の嫌な予感がそのまま現実になってしまいました。

ひどい会社は面接でわかることもある

印象的な面接3選

ここまで紹介したように入社初日でもブラック企業であるかどうかなどはある程度わかります。

そして辞めたいと思う人もいるでしょうが、辞めるというのは意外とハードルが高いです。

その点では入ってからの見極めもそうですが、そもそもブラック企業などに入らないように対策をとることも必要になってきます。

では、入社前はどこで見るかというと「面接」ですね。

いわゆる圧迫面接は論外ですが、面接官の言動でパワハラの気質などが垣間見えることもあります。

建設会社の面接では「ゆとり世代」という理由でディスられた

面接官は課長と部長の2人でしたが、特に課長には「ゆとり世代」とひとくくりに皮肉交じりなことを言われることが多々ありました。

実際入社してから課長と仕事をしても同じ感じで嫌味などをずっと言われていたので面接時の態度は素だったと思いました。

りょうた
りょうた

今でいうといわゆる「Z世代」の方も面接でZ世代とひとくくりに嫌味など言われたりしますかね?

農業では社長が終始高圧的だった

面接官は社長がでしたが、終始高圧的な態度をとっていました。

僕も大学の農学部を出てから5年のブランクがあり、実質未経験・新卒に近い扱いでしたが、

今思えば、この時点で入社を辞めてもよかったかもしれません。

りょうた
りょうた

面接で感じた違和感は当たる!

圧のスゴイ面接官

最後に紹介したいのが某学習塾の面接。

こちらは僕が勤めた塾とは別の塾です。1次選考を受けて面接は突破しましたが2次選考を辞退しました。

というのも面接を受けていてずっと感じたのが面接官の『圧力』を感じたこと。

あくまで感覚的なものですが、直感的に

りょうた
りょうた

この人はパワハラしそう…

と思いました。

後日面接の結果が来ましたが、保留扱いにされました。

君には覇気がない。

もしやる気があるなら2次選考やってもいいけどどう?

と言われました。

就活をやってる身として藁にもすがる思いで一瞬頭を下げて2次選考に行こうとも思いましたが、なんとなく上から目線に感じたりパワハラを受けそうな予感がしたので辞退しました

りょうた
りょうた

新卒から既卒まで数十社の企業を受けてきましたが、選考を進めるのに辞退したのはこの会社が唯一です。

とはいえうかつに辞めるのもリスクはある

明確にいきなりパワハラを受けるなど常軌を逸した職場なら初日など早い段階で辞めるのはアリです。

ただどの職場でもそれでいいわけではないです。

たとえば怒られたとしても何か無礼な立ち振る舞いをしたなど明らかに自分に非がある場合です。

また、すぐ辞めてしまうと

  • 転職活動におけるリスク(面接で短期離職の理由を突っ込まれる場合がある)
  • 金銭面のリスク

といったリスクも考えられます。

転職活動においては会社にもよりますが、離職理由は面接で聞かれることも多いです。

僕も実際前職の離職理由を聞かれましたが、もちろんここで前職の悪口をいうとマイナスになることが多いです

りょうた
りょうた

いかに前職がブラックでも悪口はNGです。

また金銭面は生活にもかかわるため、貯金が少ないなど辞めると生活に影響が出る場合は辞めるのも少し慎重になったほうが良いです。

まとめ

  • 入社初日でも会社の良しあしは分かる
  • 塾はしっかり育てる感じで初日からしばらくはじっくり会社の業務を覚える感じだった
  • 一方農業は初日から作業でしかもできないことや手こずったりするとものすごく詰められた
  • 面接でもある程度の違和感は分かる場合がある
  • ただ辞めるのもそれはそれでリスクはあるのでよく考えよう

このように入社初日の対応も会社によってかなり異なりました。

長い目で見てじっくり育ててくれる会社から、最初から戦力にならないと人権もないような会社までいろいろありました。

もちろん、30代40代の中途入社となると経験も積んでいるはずなので、即戦力で見るのは分かります。

ただ、昔の僕のように特に20代のうちは基本的にはじっくり育成していく形が望ましいと考えています。

まともな会社であれば少なくとも20代など若いうちはいきなり即戦力など高いレベルを求められることはそうはありません。

危険な会社(ブラック企業)は入社してすぐでも意外とわかるため、ちょっとした違和感も大事にしましょう。

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